公開処刑

みんなで正義を振りかざして菅さんの息子を社会的に葬った。その後NTTの幹部も総務省高官を接待していたことが報道されたけど、すでにマスコミも野党もトーンダウン。総理大臣をスキャンダラスに追及できないから、既にどうでもいい感じ。

総理大臣の周辺への誹謗中傷、度を越した攻撃について何とかならないものかと思います。コロシアムでの殺し合いのごとく、庶民の娯楽のように正義が振りかざされ、一斉に石を投げて相手の反応を見てスカッとした気分になる。

一度その標的になってみると分かる。正義を振りかざした世間は本当に怖いのだ。焼き尽くすか、死ぬか、他に標的が出てくるまでヒステリックに騒ぎ続ける。真偽は関係ない。目的はただ、石を投げること。

とはいえ、これは人間の性かもしれない。2000年前にイエスキリストも姦通した女性に石を投げる民衆に対して、戒める言葉を発したのだから。新約聖書を信じる人たちはこのエピソードで理性を保つのかもしれないが、日本人はどんなエピソードで戒めればいいのか。

なかなか根が深い問題だと思いました。