3連休で読了しました。朝井リョウの「正欲」。書店や宣伝で見かけた新作が気になり、作者を検索して図書館で借りました。冒頭の事件がショッキングだったので読み進めるのが少し気が重くなったけど、後半は一気に読み進めました。マイノリティの生きにくさをこれだけ精緻に、繊細に、男性にも女性にも余計な感情を抱かせることなく物語を構成した作者に畏敬の念しかありません。すごい才能です。多分読んだことも忘れるだろうけど、このブログを見た瞬間にその時のことを思い出したくて読んだことを忘れないようにメモしておきます。
朝井リョウ「正欲」

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